安東河回村
ユネスコ世界遺産にも指定された「安東河回村」
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位置
慶尚北道 安東市 豊川面 河回里 749-1 -
営業時間
夏09:00~18:00 冬 09:00~17:00 -
連絡先
054)853-0109 -
最寄りの駅
안동 하회 마을 (アンドンハフェマウル)
~600年前の姿そのまま!世界遺産に登録された、両班(ヤンバン)の子孫が今も暮らす歴史と伝統の村~
こんにちは、タビソウルです!
今回はソウルから離れた地方の観光スポットをご紹介します。ソウルから車で約3時間半慶尚北道(キョンサンプット)安東(アンドン)市は歴史と文化の街として知られ、その代表格が河回村(ハフェマウル)。
市の中心部から車で40分ほどのところに瓦葺きや藁葺きの韓屋(ハノッ)が良好な状態で保たれていることから、2010年にユネスコ世界遺産に指定されました。
豊山・柳氏が600年あまり暮らした同姓村で、リュ・シウォンの実家があることで有名。村の名は洛東江(ナットンガン)が村をS字型に回るように流れていることから名付けられたそうです。その様子は高台の芙蓉臺(プヨンデ)から眺めるとよくわかります。
安東市の中心部から車で40分ほどのところにある河回村は瓦葺きや藁葺きの韓屋(ハノッ)が良好な状態で保たれているだけでなく、現在も両班(ヤンバン、昔の貴族階級)の子孫が先祖から受け継いだ家屋を守り暮らしています。村全体が数百年の時を越え現代に息づいていながら、時が止まったかのように美しい村は多くの人々を魅了しています。
【河回村の魅力】
・建築物
村全体の景観が保存されているので、村内を歩くだけで建築や歴史の知識とは関係なく韓屋(ハノッ)の雰囲気を楽しむことができます!各建築物の前には日本語表示がある案内板があり、建築年代や様式について知ることができます。
・芸能
韓国を代表するお祭り「安東国際タルチュムフェスティバル」が毎年開催されています。タルチュムとは庶民の芸能のひとつで仮面劇のこと。内容は社会風刺や生活上のエピソードなどさまざまで、映画「王の男」の題材になったことでも知られています。
中でも河回村に伝わる「河回別神グッ仮面劇」は重要無形文化財第69号に指定されており、3月~12月は週末ごとに公演が開催されます。公演場所はシャトルバスの下車地、総合案内所のすぐ目の前です。※観覧料は無料(河回村の入場料は必要)
3月~12月: 毎週水・土・日曜日 14:00~15:00 、1~2月は休みです。
【河回村内のサービス】
・無料シャトルバス
保存の観点から2008年より許可車両以外は村内への乗り入れが禁止となり、駐車場から村の入口まで無料シャトルバスが運行されています。ツアーであれ、個人であれ、すべての訪問者はこのシャトルバスを利用するか、徒歩でのアクセスとなります。時刻表は特になく、人が集まれば出発ですが2台で運行されており特に待ち時間を気にする必要はありません。徒歩の場合は10~15分かかります。
・無料観光・通訳サービス ★韓国語が分からなくても大丈夫!
無料シャトルバスを降りて目の前にある総合案内所では、日本語の無料観光・通訳サービスを行っています。予約が優先となりますので、確実にサービスを受けたい場合は事前に連絡しましょう!
【河回村そぞろ歩き】
村の中に少し目を向けてみると、歴史や人々の思いが含まれたものを見ることができます。例えばあちこちに植えられている鶏頭。これは鶏冠花とも言われ、冠が官に通じることから出世を意味するとし、両班の家では好んで植えられたとか。
また、澹然齊の正門脇にある郵便ポストのような小さな口は貧しい人が食料に困った時に自由に取り出せるよう穀物を入れておくための箱。但し、一度にたくさん取り出せないよう入口は小さくしてあります。また河東古宅の本棟は瓦葺きで、正門を藁葺きにしてあるのは、常に努力することを忘れないためだとか。などなど例をあげればきりがないほどです。
春夏秋冬折々の美しさを見せてくれる河回村は、どこか懐かしい風景はただ散策するだけでも心が穏やかになるようです。活気溢れるソウルも韓国なら、緑の風が吹き渡る河回村も韓国。もっと韓国を知りたい方に、ぜひ一度は訪れていただきたい場所です。
店名 安東河回村
住所 慶尚北道 安東市 豊川面 河回里 749-1(경상북도 안동시 풍천면
하회리 749-1)
[道路名住所] 慶尚北道 安東市 豊川面 河回宗家キル 40(경상북도 안동시 풍천면 하회종가길 40)
「お店の事情や現地事情により、現在とは内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。」